【武田邦彦】地震の被害にあわない方法/地震予知は不可能です

今回は、武田邦彦先生が話す「地震の被害にあわない方法」をお伝えいたします。地震予知は不可能なので、現実的な対策をしましょうという話です。

動画の後に、書き起こしをリライトしたものを書いていますので、時間短縮をしたいあなたは記事の方をお読みください。

 

地震の起きる原理

先日、地震の誤報がありましたけど、地震というのはいつ来るかいつ来るかと待ってるもんじゃないんです。それをビクビクしていたら、日本に住む限りは一生ビクビクしないといけません。

じゃあビクビクしなくても、心配なく生きていくことができるのかといえば、できます。なので、その方向と考え方を取り上げました。

 

地震が起こるのは、どういうことかということを簡単に言いますと、地球の土がすごく硬く見えるんですけども、その土の下に動きやすいドロドロとした地盤があるんです。

そこが少し動くんです。そうすると、地球はすごく大きくて、ものすごい力も強いので、大陸こと動くわけです。これはプレート説とよく言われるものなんです。

 

大陸が移動しちゃうわけです。現在、アジア大陸といいますけど、これは200年ぐらい前にだいたい固まったものです。

実は、今のインドはアフリカ大陸から切り離されて、インド洋をずっと旅して、今のヒマラヤのところに強くぶつかったのです。

 

激しくぶつかったので、ぶつかったところが高くなって、それが今のヒマラヤでエベレストとか高い山を作ったぐらい強い力で衝突したのです。

それ以外にも、いろんなことがその時に起きてるわけです。例えば、クジラもあそこでできたんじゃないかと言われているんです。

 

大きな衝突で、時間がかかりますから海のところがだんだん狭まってきたり、浅瀬ができたりいろいろするんです。そこのどこで、今までとは違った魚とかができたりしたのです。

その衝突で最後に逃げ遅れたものが、今ヒマラヤの山の上の方から化石で見つかっているのです。海の生物が。だから、いろいろも面白いところがあるのです。

 

オーストラリアも南極大陸と一緒に移動したんだったかな。とにかく、移動しまして今のオーストラリアのとこに行くんです。

それから、南極大陸とオーストラリアが分離するんです。この分離したのは、確か2600万年前だったと思います。

 

分離するとその間に水が通り、海ができます。そのため、気候が大きく変わって、いろんな生物が絶滅したのです。

つまり、地球は非常にダイナミックに大きく動くものなんです。ただ、人間の寿命が100年くらいしかないので、なんとなく動いてないように見えるだけなのです。

 

もちろん、日本列島も昔は大陸とくっついていたのですが、それが離れて現在の日本列島を作ってるわけです。

ですから、海に囲まれているのは最近のことなのです。時間は、ずいぶんと経っていますが、地質学からみると最近のことなのです。

 

だから、どうしても地盤には無理な力がかかるんです。常に、ぎゅーっと押し合いへし合いしてるんです。なにしろ、大陸が動くくらいですから、相当な力が常にかかっているわけです。

地震は予知できない

多くの人が地震が予知できると思っているのは、今から30年か40年前のことです。東大の先生が嘘を言ったんです。

こういうふうなことで、嘘というと反発があるんですけど、嘘と言わないと説明できないのです。東大の先生は、力と亀裂(地盤に生じている裂け目)この2つで地震が起きることは知っています。

 

知ってるのだけど、それを説明するときにどういう気持ちだったか。日本人は、どうせバカだからと思ったのか。

「プレートが動いて、だんだん力が蓄積してきて、あるところで地震が起こる」と言ったのです。これは、説明そのものが嘘なんです。

 

ですから、あの時に関東大震災が次起こるのは1997年のプラスマイナス3年と言ったのです。これは、力の蓄積だけ言ってるのです。ただ、亀裂がなければ地震が起こらないのです。

亀裂がなければ、バーンと地盤が割れませんから。しかし、力だけに注目して地震は予測できると嘘を言っていたのです。

 

次に東海沖地震と言いました。東海沖地震に必ず起きるって言ったら、阪神淡路大震災があって、新潟で2つの大きな地震があって、それから超大地震が東北にあった。

未だに東海沖地震は起きていません。しかもその後、熊本などで起こった地震は、全部地震が起きない地域なんです。

 

確か、熊本は地震の確率が1%以下だったと思います。これは、地震の予知ができないこと言ってます。

地震の予知できないのはなぜかと言いますと、力はだいたい計算できるんです。だから、この地方にどのくらい力がたまってるって事はわかるんです。

 

それが皆さんがよく見ている日本列島で地震がこの辺りに起こるだろうというのは、全部力だけなんです。

今、東南海地震とよく言います。ただ、私は少し疑っているのが東南海に地震が起こると言ってる人も起こらないと思っていいんじゃないかと思うんです。

 

ただ、地震が起きるというとそこに予算が落とせるって問題があるのです。ですから、そういうことはどのくらいの比率で起こっているのがわからないのです。

それで、私が1回確率計算をしてみたのです。うっかり言うと、またバッシングが来るのですが私が計算すると、10回ぐらい合計すると一億分の1以下の確率になる。そのくらいになっちゃうのです。

 

地震を予知できないということは、もう実績的に間違いないんです。ですから、地震がいつ来るかとか地震速報を注意しようとか思っちゃいけないのです。

ヒバリ主義は、簡単なのです。私がもうずっとやっている方法です。あるときに、その方法がある地震の研究会に評価されたのです。

日本では地震は避けられない

日本に住んでいたら地震は、避けられないんです。これは、しょうがないのです。もし、地震がどうしても嫌となれば、外国にいくってことなんです。

外国に、行けば大丈夫なんです。だから、どうしても嫌なら外国に行けばいいのです。地震が起きない外国はいっぱいありますから。

 

日本に住んでるとすると、地震に遭うのはしょうがないのです。これは、諦めてください。要するに地震を避けたり、地震を予知することはできないんですから。

日本のどこに住んでてもいいんです。どこに住んもで、確率1億分の1に下がっちゃってるわけです。地震が1回起こるごとに確率が下がってるんです。

 

なぜかというと、ほとんど100分の1しかおこらない。1000分の1しか起こらないことで、次から次に起こるわけだから、それが連続的に起こる確率を計算すると、どんどん下がっていくのです。

だから、もう地震はしょうがないのです。もう生涯必ず地震にあうと私はそう思っているのです。問題は、被害を避けられるわけです。

地震の被害にあわない方法

地震が来ても、被害に遭わない方法はあるんです。地震が来ても構わないです。被害を避けられればいいのです。

じゃあどうしたらかって言うと、まず一番簡単な方法は、各自治体でハザードマップを出してますよね。そこで、もし地震が起きたらその領域で起こる地震の最大はどのくらいか書いてあります

 

細かく書いてあります。私は、名古屋市の中区。そうすると、名古屋市のハザードマップを見ますと中区では、確か5.5だったかな。最高震度が書いたんです。

津波がどのくらいまで来るかっていうのも書いてあるのです。これは、割合と正確なんです。いつくるかがわからない。時間が分からないだけで、きたらどのくらいかというのが大体わかるのです。

 

まずハザードマップを参考にする。それが第一対策です。それで、次に震度5.5の地震が来たら家の中でどういうことが起こるかっていう、地震の震度と家の中の被害というのは絵になっています。

これは、いっぱいネットに出てます。それを確認して、家の中を整理するのです。僕は、15年前くらいにやったのです。

 

それを私がある地震の研究会に出た時に、「もう地震の予知はできないんだから、ハザードマップをちゃんと見て、そこで被害が受けないようにしたらどうなんですか。」

って言ったら、そこにいた専門家はものすごく高く評価してくれました。武田先生の言った通りだ。さすが武田先生だって言ってくれたけど、簡単な方法です。

 

そして、私はそのときに背の高い家具全部止めました。それから、電子レンジが上の方に置いたのも全部止めました。今になっては、もうテレビも全部捨てちゃいました。

それで、全部背の低い家具にしました。そういった対策を考えていないと、重たい額縁が釣ってたりするのです。

 

今はもう私の家は、シャンデリアみたいなものがぶら下がっていることはほとんどありません。ほとんど、ベタ付きで地震でをしてこないようなもの。

表面がガラスじゃなくて、プラスチックのものに代わっております。そうれば、私の住んでるとこに来た地震のほとんど100%は、家の中にさえいればOKなのです。

 

家の外っていうのは、家の中よりは一般的に安全です。余程のことなければ、これで大丈夫なのです。あとは、自分が勤め先にいたり、新幹線に乗って時にどうするかという問題があるわけです。

それは、それで一個一個考えなければいけないです。ただ、自分の家にいたり、自分の家の近くにいたりするときが多いです。そういう点では、相当安全ということになります。

 

それからもう一つ、第二対策です。これはもう少し難しいのですが、絶対に地震が来ても大丈夫な方法は、家が耐震設計であるっていうことなのです。

これは、お金の必要もあるし、立て直すタイミングもあるのです。だけど人間は無限にお金持ってるわけじゃないし、だから震度6強ぐらいでも大丈夫な家を建てるんです。

 

ちょっと金もかかりますけどね。だけど、マンションに住んでいる方はそういうマンションを選べばいいから大丈夫かも知れません。

最近、建築は進んでいますから、そういう点で安全なところを探せるのです。

 

ヒバリ式なら、簡単なんです。ヒバリ式じゃないと、どうなるかといったら、地震はいつ来るかとか地震予知はできないじゃないかとか。

もったいないのは予算です。地震が起きないところにものすごい巨大な予算をかけるわけですから。だけど、それも東大教授がワインを飲むお金だと思えばまあいいのです。

 

地震の予知はできない。日本に住んでれば地震は避けられない。だけど、被害は避けることができる。もしお金がなく、耐震の準備ができなければ高いところの物を下しとけばいい。

私は、それを考えた時に背の高い家具は全部捨てました。ちょっと、もったいなかったのですが、全部捨ててしまったらすごい気楽になりました。

 

なんか、天井に大きなシャンデリアがあったのですけど、全部撤去しましてね。それは、たいしたお金じゃないです。

そにれ、今は電灯じゃなくLEDですから。非常に軽いものを天井にペタッとくっつけられます。そしたら、もう全然心配ないのです。

 

そのうちお金ができたら、もしくはタイミング良ければ耐震性の高い住宅に住めばいいのです。

 

もし、飲み屋で飲んでたり、新幹線でも一番危ないところである箱根のトンネルを走ってる時に大きな地震が来たら、それは運命なのです。

それはもう仕方がないのです。日本に住んでいる限り、そこはしょうがない。そうすると、人生で地震に遭って大きな怪我をしたり、死んだりすることは、ほとんど計算したらありません。

 

交通事故の1万分の1の確率です。だから、そんなことを心配するのだったら、外を歩くなということになります。

オススメしたいのは、日本に住めば地震は避けられない。そのため、ハザードマップでお住みになっているところの震度を調べて、それに対して応じる

 

もし、お住みになっているところの予想最高震度がすごく大きかったら、やはりなんとかして、家を変わる。

日本でも、地震が大したことない地域は山ほどありますから、それは個人の考え方だと思います。

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